
毎日汗びっしょりです。着替えが無いので毎日洗濯しますが、朝にはすっかり乾いてます。

今日も5時半に出発です。
安芸は結構町です。次のコンビニまで3時間かかるので、朝ごはんを買って出発です。
朝は手がものすごく冷たいです。

朝焼け。今日もお天気良いです。

素晴らしい高知の海沿いの道に感動しながら歩きます。
松尾芭蕉ならば、ここで一句。なんでしょうが、残念なことにるる子は何も思い浮かびません。

メチャ好みの骨董屋に出逢ってしまった。

名も無き用途のものを買う。


お遍路で必須の道具の1つ「納め札」。
納め札には、名前と住所、年齢、日付を書く欄があります。
そして、本堂と大師堂にそれぞれ1枚ずつ納めます。
納め札は、結願の回数によって色が変わります。
結願とは八十八箇所回ったという意味です。
白:1~4回、
青:5~7回、
赤:8~24回、
銀:25~49回
金:50~99回
錦:100回以上 (お守りになるといわれている)
もちろんるる子は一回も結願していないので白です。
大日寺の境内で品の良い初老のご婦人にご挨拶しました。ご婦人がお経を唱えている近くに、るる子の荷物は置いてあったので、終わるのを待っていると、お経が終わったご婦人がるる子のところにやって来て、
「納め札の入れ物のところにお守りを置いたから持っていっていいわ。」
と、おっしゃるので、意味が分からなかったけど、お礼を言ってそこに行ってみると、なんと
錦の納め札が置いてあるではないか!!!!!
目を疑いました。
裏を見て見るとなんと125回!67歳!
30代から始めたとしても、30年間で125回、八十八箇所を年に4周以上、そんな事出来るのか⁇
四国に住んでいて、車で回って、大金持ちだとしても、四国は広い。山ばっか。年間88×4で352箇所!
錦の納め札は中間色の紫でとても品が良く、あのご婦人にぴったりでした。
あのご婦人は観音菩薩かもしれない。

お名前も刺繍されている。


今回のお遍路は大日寺でおしまいです。
錦の納め札を貰った衝撃で、駅までの道を夢見心地でふらふら歩き土佐長岡駅まで行きました。高知駅まで電車です。
次回は「土佐長岡駅」から始まります。


昨日の夜、じゃらんでやっと取れた宿です。
ちょっとやそっとの安さでは驚かなくなりましたが、一泊4,200円でボロボロだな、と思ってた「ホテルタウンセンター」
以外にもごく普通のビジネスホテルでビックリ!!
まあ、なんやかんや言ってもホテルが1番ラクだなと思ったのでした。


納経帳はバラしてしまったので一覧で見れます。9箇所回りました。スタンプラリーではありません。

明日は5時半に高知駅から高速バスで京都に行きます。
電車で行こうかとも思いましたが、乗り継ぎがものすごく悪かったです。
宜しかったら番外編 京都も見てください。